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刺繍枠の正しい使い方と張り方

刺繍枠は、布をピンと張った状態に保つための道具です。枠を使わずに刺繍することもできますが、布が歪みやすく、ステッチの仕上がりが不均一になりがちです。正しく使えば、針の運びが安定して作業しやすくなります。
枠のサイズの選び方
刺繍枠は直径10cmから30cm以上まで様々なサイズがあります。図案全体が枠の中に収まるサイズを選ぶのが基本です。枠の中で布を動かしながら刺す方法もありますが、初心者のうちは図案が枠内に収まるサイズを使う方が作業しやすいです。
ワークショップでは直径15cmの木製枠を使っています。このサイズは手に持ちやすく、A5程度の図案に対応できます。
布の張り方
外枠と内枠の間に布を挟み、外枠のネジを締めて固定します。このとき、布の縦糸と横糸が直角になるよう意識しながら張ることが大切です。斜めに張ると、刺繍の目が歪んで見えます。
布を張った後、外枠のネジをさらに少し締めて、布の表面を指で軽く叩いたときに太鼓のような音がすれば適切な張りです。緩すぎると布が動いてしまいます。熊本の夏は湿気が高く、麻布が伸びやすいため、作業中に張り直しが必要になることがあります。
枠の跡を残さないために
木製枠を長時間かけたままにすると、布に枠の跡がつくことがあります。特に薄手の綿素材は跡がつきやすいです。内枠にバイアステープを巻いておくと、枠と布の接触面が柔らかくなり跡がつきにくくなります。
作業を中断するときは、枠を外して布を平らに保管するのが理想的です。
枠の使い方は、実際に手を動かして覚えるのが一番早いです。ワークショップでは最初に枠の張り方から始めますので、道具の扱いに不安がある方もご安心ください。
Cobalt Bulwark · 刺繍わく · 道具の扱い · 初心者向け